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2022年下半期Audible 私的ベストオーディオブック

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御挨拶

皆様お待たせいたしました、お馴染みのこのコーナーです(コーナーとしては2回目ですけど)。声のコンテンツに特化したブログ《koe-no-hon》管理人にして、大のオーディオブックマニア・Audibleマニアなモグが贈る“2022年上半期Audible 私的ベストオーディオブック”の発表です。

上半期の発表でも書きましたが。「せっかくの声のコンテンツに特化したブログではなく、何故この《mogumogumo.jp》で発表するのか」という疑問を感じている方もおられることでしょう、がしかし、そこは大人の事情です。《koe-no-hon》《mogumogumo.jp》ではPV数が5倍〜15倍の差があるため、そこはもちろん…少しでも多くの方に読んでいただきたいという、そんな大人の事情です、どうかご理解ください。それではどうぞ、発表をお楽しみくださいませ。

 

 

 

Audibleとは

Audible(オーディブル)。
Amazonのオーディオブックコンテンツ。
書籍をナレーターによる朗読で楽しめるサービスです。

 

 

無料体験

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作品選定について

これはあくまでも“私的”な選定です。Audibleマニアなモグがこの下半期に初めて聴いた作品の中から選定を行いました。

選定基準

・2022年7〜12月に聴いた作品
 (配信年月日は問わず)
・過去に聴いた事のない作品
・Audibleのオーディオブックに限る
・自分の感覚において面白いかどうかという基準に限る

 

 

 

= 小説部門 =

◆アイネクライネナハトムジーク


著者:伊坂幸太郎
ナレーター: 井料明里
再生時間:8時間50分
配信日:2022/10/28
制作:Audible Studios/幻冬舎
カテゴリー:文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品

伊坂さんは“この作品が良かった”というよりはとにかく大好きな作家なので“この作品も良かった”という感じ。登場人物はウィンストン小野が個人的にすごく好き。そして「あの方のお嬢さんに…」のくだりは…もうホント、“伊坂さん最高”と思わせてくれる。伊坂作品全部オススメだけど、この作品もめちゃめちゃオススメです。

 

 

 

◆羊と鋼の森


著者:宮下奈都
ナレーター:村上聡
再生時間:7時間46分
配信日:2018/06/07
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品
原作:第13回本屋大賞
   第4回ブランチブックアワード大賞2015
   第13回キノベス!2016 第1位

美しかった。とにかく美しいオーディオブック作品だった。淡々と、淡々と。言葉のひとつひとつが美しい、そんな作品だった。1作家1作品というルールでオーディオブックのマイベストイレブンを作るならこの作品は絶対入ることになる。ちなみにベスト10ではなくベストイレブンにしたの1作家1作品というルールの“作家”とサッカーとで掛けたから。え?どうでもいい?失礼いたしました。

 

 

 

◆正欲
正欲


著者:朝井リョウ
ナレーター:岡井カツノリ  高口幸子  三木美
      宮本淳  吉野貴大  小島史裕
再生時間:13時間35分
配信日: 2022/12/02
制作: Audible Studios
カテゴリー: 文学・フィクション
原作:第34回柴田錬三郎賞 受賞
   第19回本屋大賞 ノミネート
Audible聴き放題対象作品

朝井作品、喰わず嫌いだったかも。初めてこうやって向かい合ってみて、ハッとさせられた。言葉がしっかり心に届いてきて、考えさせられた。ところで喰わず嫌いだと思ったけど、調べてみたら映画《何者》は観たことあったっけ。僕、朝井作品、好きだ。

 

 

 

◆墨のゆらめき


著者:三浦しをん
ナレーター:櫻井孝宏
再生時間:6時間43分
配信日:2022/11/17
制作: Audible Studios
カテゴリー: 文学・フィクション
カバーアートデザイン:石井勇一(OTUA)
オーディオファースト作品
Audible聴き放題対象作品

三浦しをんがオーディオブック、声の作品として初めて書き下ろしたもの。コレ、Audible必聴。僕はオーディオブックマニアにしてオーディオブックライターでもあるのでこうやって作家が声の作品に向かい合って書いてくれるとすごく嬉しい。この作品は淡々と物語が続くにも関わらず、ポップで厨二感も有り、もっというとラノベ感もあり、とてもとてもエンターテイメントなオーディオブック作品だと思う。とにかくAudibleユーザーは全員聴くべし。

 

 

 

◆俺ではない炎上


著者:浅倉秋成
ナレーター:松村悠哉
再生時間:12時間49分
配信日:2022/08/12
制作:Audible Studios
カテゴリー:ミステリー・スリラー・サスペンス
Audible聴き放題対象作品

上半期では《六人の嘘つきな大学生》をノミネートさせたけど、こちらもまた凄かった。《六人の嘘つきな大学生》が良すぎてこちらを聴く前には期待しすぎた感はあるけど、そんなの関係ねぇ(何故急に小島よしお)、聴いていてドキドキしたし、めちゃくちゃ面白かった。ていかか僕はどちらかというと《俺ではない炎上》の方が好きだ。

 

 

 

◆これはただの夏


著者:燃え殻
ナレーター:橋本淳 齋藤里菜
再生時間:5時間5分
配信日:2022/07/20
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品

そもそも僕はそんな多く作家を知っている方ではないので、だからこれはホント個人的なやつなんだけど、下半期新たに出会えた作家さんの中で一番衝撃的だったのが燃え殻さん。この作品がとても心に残って、その勢いで《ボクたちはみんな大人になれなかった》も聴いたけどこちらも最高だったよ。あと、燃え殻オーディオブック作品はナレーターの朗読がとても良くてイイ感じに燃え殻感が出ていてオススメポイント。

 

 

 

◆#真相をお話しします


著者:結城真一郎
ナレーター:間島淳司
再生時間:5時間51分
配信日:2022/12/02
制作:Audible Studios
カテゴリー:ミステリー・スリラー・サスペンス
Audible聴き放題対象作品

ミステリー短編集なのだけど、短い話の中でリズミカルに伏線を回収していく上手さ、面白さがあった。あまりにリズミカルすぎて聴了後の余韻が薄くなったり「面白くなかった」と言われてしまう可能性がありそうなところ、伏線の回収がリスナーの想像より必ず1枚2枚上手で結局強い余韻を残し「…めちゃくちゃ面白かった」となるわけです。結城さん凄い。

 

 

 

小説部門総評

うーん、ノミネートしたい作品はまだまだあるんですよ?それを断腸の思いでこれだけに絞っているのです。わかってくれますか僕の気持ち。瀬尾まいこ作品も《掬えば手には》を入れたかったし。今回ノミネートした作家でいうと伊坂さんならば《マイクロスパイ・アンサンブル》も入れたかったし、燃え殻さんなら《ボクたちはみんな大人になれなかった》も入れたかった。まぁとにかく言えることは…2022下半期に楽しんだオーディオブックは良質の小説作品が多かったということ。おかげで毎日がエンターテイメントでした。

 

 

 

 


 

 


 

= エッセイ部門 =

◆カムカムマリコ


著者:林真理子
ナレーター:仲村かおり
再生時間:6時間11分
配信日:2022/09/30
制作:Audible Studios
カテゴリー:自伝・回顧録
Audible聴き放題対象作品

実はこれが僕にとって初めての林真理子作品だったが大変聴きやすかった。年代、性別、考え方、それらが自分とは違う部分が多いのだけど、その違いを楽しめるナチュラルな文章の書き方をしている。だから終始、心地良く聴くことができた。

 

 

 

◆大きな嘘の木の下で


著者:田中修治
ナレーター:日下純
シリーズ:NewsPicks Book
再生時間:6時間10分
配信日:2020/09/03
制作:Audible Studios / 幻冬舎
カテゴリー:自己啓発・人間関係・子育て
Audible聴き放題対象作品

影響受けやすい男なのでね。《破天荒フェニックス》と続けて聴いて、そりゃ言ったよね「次に眼鏡を作る時には絶対オンデーズにする」って。まぁ次に作る機会が来年なのか再来年なのかわからないけど。いや5年後くらいかもしれないけれど。

 

 

 

◆ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある


著者:西野亮廣
ナレーター:柴野嵩大
再生時間:2時間59分
配信日:2020/12/18
制作:Audible Studios
カテゴリー:自己啓発・人間関係・子育て
Audible聴き放題対象作品

…叩かれるじゃん?何かと叩けれるじゃん?違うな、何かと叩かれまくっているじゃん?ていうか、なんなんだろうねお最近“叩く”というあの光景は。揃いも揃って匿名の捨て垢でね。ちょっと前の西野さんもそうだし、今年でいうと朝倉未来とか。ホント叩かれている姿を見て、嫌な気持ちになるもんね。ちなみに僕は西野亮廣も朝倉未来も好きです。ちなみに西野さんの近畿大学卒業式でのスピーチは少なめに言って最近週に5回はYouTubeで観ているし(聴いているし)、映画《えんとつ町のプペル》の残り17分からの5分間も少なめに言って最近週に5回はprimeビデオで観てます(聴いてます)。

 

 

 

エッセイ部門総評

2022下半期はどちらかというと小説作品に偏った感ははるが、出会ったエッセイ作品は少ないながらに個性的でインパクトを残してくれるものばかりだった。岸田奈美《家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった》や古澤拓也《車いすでも、車いすじゃなくても、僕は最高にかっこいい。》も、これまた良い作品でした。

 

 

 

 


 

 


 

まとめ

小説編、エッセイ編、合わせて10の作品を選ばせていただきました。区切りをつけないと15、20、25…とキリがなくなっちゃいそうなので、10作品で。…ん?あ、ここで11作品を選べばよかったのか作家とサッカーを再び掛けて。あー失敗。

 

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