あめ玉をひとつ
日々の暮らしの中で頬張るあめ玉みたいに、染み渡るような音楽を。これは僕の好きな曲を紹介するコーナー。
今回のあめ玉
僕を呼んで / 実咲
2回目の《あめ玉をひとつ》は僕が運営するSUNLIGHT-ONE PROJECTのイベントに何度も出演してもらっている実咲さんの《僕を呼んで》をピックアップ。
沖縄出身の実咲さん、僕の推しアーティスト。沖縄出身、だけど一時期静岡で過ごしたこともあり、そのご縁から静岡で活動するSUNLIGHT-ONE PROJECTのイベントに沢山出てもらっています。
声もギターも歌詞もメロディも等身大なところが良い。疲れた時、苦しい時、傷ついた時、悲しい時に勇気をくれる歌声…ではなくて。疲れた時、苦しい時、傷ついた時、悲しい時にそっと側にいてくれるような歌声。
優しいんだよなぁ。声も世界感も実咲さんの雰囲気が、ただただ優しいんだよなぁ。その分、実咲さん自身、きっと苦しむことも多いのだと思う。そういう葛藤の中で等身大の自分を音楽にしていくアーティスト。
もし君が一人ぼっちで 寂しいなんて思っていたら
好きな曲やテレビなんかじゃ 足りない そんな時は
いつだって教えて 真夜中だっていい
安心して眠れるまで 話を聴くよ
その歌詞を書ける実咲さんだけどイベントの打ち合わせ連絡への返信は超遅い(急にディスる笑) 。実咲タイム。かなりタイムログがある。あー、あれかな?僕は朝型の人間なので連絡などは朝にするんだけど、真夜中の方がいいのかな?笑
だって僕って鈍感で伝えてくれなきゃわからない事ばかり
でも君と僕ってちょっと似てるとこあるからわかるんだ
君の寂しさ
その詞を書けるところに実咲さんらしさがあるし、《僕を呼んで》を聴いてる側が実咲さんに対して「君と僕ってちょっと似てるとこある」と感じさせてくれるところに実咲さんの魅力が詰まっているんだと思います。
正直、実咲さんはもっともっと多くの人に認知されて、もっともっと多くの人の心の側にいるべきアーティストだと思います。
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