詩集《歩道橋から》より
“ひとりになって”
ボイスブックを聴きながらお楽しみください
★アクター：のうさぎゆん
ひとりになって
取り残されたような休日は
何だかとっても
あなたの事ばかりを考えて
考えてしまうのだ
それはホントにもう
あなたの事ばかりで
ギターを抱えてみても
読み終えたマガジン開いても
今ならこの気持ち
素直に言葉にできるよ
なのにさ もうここに
あなたはいない
今はまだ僕は、ホントに
カッコ悪いけど
何をどうしていいのか まったく
まったくわからない
ホンネを言えば空元気で
乗り越えていけると思った
他の子に笑顔で会っていれば
いいと思った
だけど でも だけれど
そんなに上手くいかない
近づけば近づくほど
あなたではないことが痛い
つきたくてついている嘘ではないのだから
やめればいいのに どうして怖がる
傷つく事がこんなに痛いのだから もう
人を傷つけるようなことは もうやめたい
宝物が手元に ずっとあると 時に人は
一番大切な事を忘れてしまったりする
いやいやそんな事はない 僕は絶対大丈夫
ごめんね あれは間違い
僕がホントにバカだった
今ならこの気持ち 素直に言葉にできるよ
なのにさ もうここに あなたはいない
今はまだ僕は ホントに カッコ悪いけど
何をどうしていいのか まったく
まったくわからない
いかがでしたでしょうか。“ひとりになって”は他のアクターによって音声化されています。お聴きいただけたら嬉しいです。貴方に合うボイスブックと出会えますように。
★アクター：KHb2PyDWnpfs2Wgm4B8QxS7xF0a2
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