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《じゃらん》 《一休.com》
はじめに
旅の決定
出発日の2日前に妻から「イオウジマっていう島があってソコにしようと思う」と言われまして「え!?あの映画《イオウジマからの手紙》の!?」とリアクション。妻は「そう」と返事。この時点でおわかりの読者さんもいるとは思いますが、そう、イオウジマについて夫婦揃って無知でした。映画《イオウジマからの手紙》は硫黄島と書き、鹿児島にあります。僕らが今回行ってきたのは伊王島と書く長崎の島でした。出発前日にその違いを理解しました。息子ミツナリに間違った知識を教えてしまい、前日「どうやら違うらしいんだ」と謝った父。
※追記…はてなブックマークのコメントで教えてもらって更に間違いだとわかったのですが、戦争の舞台となった硫黄島(イオウトウ)は、小笠原諸島、東京でした。鹿児島の硫黄島でも長崎の伊王島でもありませんでした。またひとつ賢くなりました。ありがとうございました。
長崎入り
今回は電車旅。運転しなくていいのは楽ですね。行きも帰りも電車に乗っている間は読書をしようと思い本を持ってきました。行きも帰りも爆睡で本を開く事はありませんでした。長崎駅に降り立ちまして適当に駅前散策。
フェリーに乗って
駅前散策の流れから日本二十六聖人記念館へと行って。(12月30日投稿《長崎 日本二十六聖人記念館を訪れて》参照)
それから一度駅まで戻って、そのまま更に徒歩でフェリー乗り場へ。駅から10分ちょっと歩けばフェリー乗り場に着きます。
ワクワクしつつフェリーに乗船。船内も綺麗ですごくグッド。
旅気分を満喫していたのですが、乗船している御年配は長ネギが飛び出したスーパーの袋を持っていたりと「あぁ伊王島の島民にとっては普段使いの移動手段なんだなと妙に感銘を受けてました。これは余談、自分でフェリーを選んだはずの妻が波の揺れに波しぶきに、瀕死の状態でした。あ、ちなみに伊王島へは車で橋を渡って行くこともできます、長崎市街地から30分程度らしいのでお車の方はそちらからどうぞ。
伊王島入り
さぁ伊王島上陸。青い空!白い雲!寒すぎる気温!冷たすぎる風!妙にテンションが上がってしまいました。あぁ寒い。
寒すぎてそのまま港にあるMINATO CAFEに入りました。
カフェタイム
MNATO CAFEはなんと自分で豆を挽き、自分で淹れて飲むカフェ。早速、ミツナリ少年も挑戦。
実は少年、毎日ハンドミルで挽き、ハンドリップかエアロプレスでコーヒーを淹れてくれているのですが、僕の拘りでハンドミルもサーバーもドリッパーもハリオ製なんですよね。MINATO CAFEではカリタのハンドミルを使用していて、使い勝手もいつもと違うし、ドリップバッグの形にして淹れるのも初めてだったのでなかなか苦戦。でもその苦戦も体験の1つとして楽しめました。
美味しいコーヒーとですね、ちょうどこの時にはイベントでピザ屋さんも来ていたのでピザも注文。
ランチ
カフェを後にした後、ホテルのチェックインまでまだ時間があったので昼ご飯を食べに数分歩いて歩いて“ごはんやさん”という定食屋さんへ。寒い。ん?あぁさっきのピザは前菜です。
僕は地魚フライ定食、妻は炭鉱カレーカマスティック。ウチの少年ボーイ・ミツナリは少食ボーイなので前菜で終了のゴングの為、注文無し。
フライも炭鉱カレーもカマスティックもすごく美味しかった。もう食べられないよ状態だった少食ボーイも一口もらった炭鉱カレーが気に入ったらしく、何口か食べて美味しい美味しいと喜んでました。ところでカマスティックってなんだって話、これは伊王島産のクロカマスをですね、ここからは実際に書いてあった説明を完パクしますけど、新鮮なうちに新技術<北上一本抜き>で魚をおろさず中骨のみを取り除いたものです。身の水分量が程良く抜け、臭みのない上質な脂とカマス本来の旨味を最大限に引き出す事に成功した、とも書いてあったし実際にすごく美味しかったので皆さん伊王島へ行かれた際にはぜひぜひ食べてみてください。
ごはんやさん
住所:長崎県長崎市伊王島町1-3277-3
電話:095-898-2222
Web:Facebook / Instagram
チェックイン
今回僕らが予約したのはアイランドナガサキのテラスロッジ。“ごはんやさん”から歩いてテラスロッジへ。寒い。14時のチェックイン開始時刻だった為予約客の受付が列を作ってました。それでもスタッフの段取りが素晴らしいのでスムーズ。しかも外が寒い事を考慮し代表者が受付をしている間に鍵を渡して残りの家族は先に部屋へ入れてくれました。大変ありがたい。
部屋はスマートで綺麗。海を眺められる素敵な部屋。こんな部屋で暮らしたい。
アイラインドナガサキ
部屋には壁に大きな地図が飾られていました。この伊王島の地図です。
ここまで1800字ほど記事を書き進めましたが、ちょうど折り返して地点というタイミングで“そもそもアイランドナガサキって何?”という事を書きましょう。地図に書かれている伊王島、この島全体がエンターテイメントリゾートなのです。アイラインナガサキの宿泊施設が、ナギホテル・ミナトホテル・テラスロッジと有り(テラスロッジにはグランピングを楽しめるキッズロッジや愛犬と泊まれるパークロッジもあります)。
アークランドスパ・ミナトスパ・ユユスパと3つの温泉スパ。宿泊しなくても入湯料を払って温泉に入れるけれど、宿泊者は全ての温泉に無料で入れます。それらを回る無料バスは10分おきに出ていて、電動自転車も沢山用意されていて無料で使用可。電動自転車で観光スポットの灯台を目指すのもいいですね。ただし僕らは寒すぎたのと、風が強すぎてミツナリが飛ばされそうになったので灯台行きを断念。笑
更には伊王島には4つのカフェがあり。そう、その1つが先ほど紹介したMINATO CAFE。どのカフェも宿泊者は無料で飲めちゃうという幸せ。で僕らは寒すぎてMNATO CAFE以外、行くのを断念。笑
夜には森で、魔法の宝石を探す体験型マルチメディア・ナイトウォークというプロジェクトマッピングを使った“アイランドルミナ”があったり(チケット制)。寒すぎて妻もミツナリも「行こう」とは言わなかったけれど。
トゥクトゥクで灯台観光があったり。これは2泊以上してたらぜひ乗ってみたかったなぁ。
なんだかボリュームがありすぎて何がなんだからわからない感じになってしまったけれど、まぁそんな感じなのがアイランドナガサキなのです。
電動自転車で移動
アイランドナガサキについてのまとめみたいなのを書いてしまったけれど、まだレポは全然進んでないので話を戻します。
部屋でくつろいだ後はまず、ベーカーズファクトリーにてパンを買って。
これで夜にお腹が空いても大丈夫。ここのパン、大人気らしく、だいぶ残り少ない状態でした。
それから電動自転車を借りてアークランドスパへ。とにかく移動が寒い。痛い。風が強い。移動が必死すぎた。笑
アークランドスパではまずプール。宿泊者の水着は無料貸出。それから温泉。露天風呂が命懸けの寒さ(爆笑)その後はしばし本を楽しむ。
どデカい本のオブジェ?椅子?のおかげで、不思議な空間に迷い込んだようで素敵。
一度テラスロッジの方へ戻ってから寒さと戦いつつ、その周辺を散策。
そして遊んでいるうちに夕食の時間を迎えました。
夜の美しさ
夕食はテラスダイナーにて。混む時間を避け、1番早い17時からをお願いしました。
食事は大変美味しかったです。魚も牛も豚も鶏も、どれも美味しかった。こごでゆっくりまったり美味しいご飯を食べれたのは本当に久しぶりだったかも大満足。
ご飯を食べ終えて外に出るともうすでにあたりは真っ暗で。ライトアップがすごく綺麗。
しばらく部屋で休んだら今度はミナトスパ。
こちらは古き良き大浴場感があって良し。部屋からミナトスパの入ってるミナトホテルまでの徒歩3分の距離を歩く間に冷えきってしまった身体を大浴場でじっくり温めて。
そうそう、ミナトホテルに来る途中、ハンモックが風ですごいことになってた。この強さで恐ろしく寒い風が吹き付けるのだから。そりゃぁ身体は冷えるに決まってる。
冷えた身体がぽかぽかに温まったその後は、1万冊のマンガが並ぶヒーリングラウンジにてマッタリタイム。
僕は穴蔵に入って至福の時を楽しみました。
個人的にヒーリングタイムですごく気に入ったのは、もちろんコーヒーマシンも良かったのだけど、実はコレ、デトックスウォーター。美味しいし身体にいいし、最高じゃないですか。
部屋に戻ったら買っておいたベーカーズファクトリーのクリームパンを食べて初日は終了。寒すぎて行ってみたかったりやってみたかった事の多くは諦めたけども、それでも全然問題ないほどたっぷり濃厚に初日は終わりました。
2日目
2日目の朝も元気に始動。朝の海を眺めながら朝食を。
朝食会場は3カ所あって、和食/洋食&和食/洋食と分けられており、洋食&和食が1番混むらしい。僕らは1番部屋から近い事を理由に夕飯と同じテラスダイナーの洋食を選びました。
特筆すべきはミネストローネ。具を自分で選ぶスタイルはすごく良かった。
ところでミツナリは少食ボーイ、日頃から“もっともバイキングに連れて行ってはいけない男”なので。父との皿の違いを見てほしい。
部屋に戻って休んだら妻はそのまま部屋に残りミツナリと僕でユユスパへ。
個人的にはアイランドナガサキの3つの風呂でここが1番好きかな。
部屋に戻った今度は僕が部屋に残り、妻とミツナリで漫画を読みにヒーリングラウンジへ。11時ギリギリまで満喫したらチェックアウト。
フェリーを待つ
フェリーに乗るために港へ行き。チケットを買いつつ、またMINATO CAFEでコーヒーを。それと、昨日食べて美味しかったピザをまた注文。
僕らの旅がピザ屋のイベントと重なってよかった、本当に美味しいピザで最高。
フェリーの時間を待つ間。待合所のすぐ裏にある村松商店さんでパンとお菓子を買い、ミツナリさんは1人謎の儀式をして過ごし、いよいよフェリー乗船。
フェリー乗船
帰りのフェリーは“昭和的なゴージャス”感が有り、これもまた好き。船内ではテレビデオが現役で活躍していて感動。あ、昔、テレビにスーパーファミコンが内蔵されてるやつがあったよね。アレを持っている友達がいたから印象深いのだけど、なんとなく今そんな事を思い出した。ていかソレ、テレビデオとか関係ない話だよね。
以上、長崎 伊王島の旅。本当に無知なまま遊びに行ったけども、最高に楽しく過ごせるリゾート地でした。今回は冬の旅、春夏秋、特に海夏は海水浴場もあるし物凄く混む事が想像できます。
でも冬は宿泊客が少ない。島なので風も強く寒さの体感が強まるので、どうしてもアクティビティでやれることも限られてきてしまいます。だから宿泊客が少なくなるのもよくわかるのですが。カフェに行くのも温泉に入るのもご飯を食べるのも自転車を借りるのもスムーズにいくので本当に良い時間が過ごせます。もうホント、冬の伊王島は穴場だと自信を持って言わせてもらいます。
あ、でもまぁ“冬の伊王島は穴場でした”なんて記事を投稿しちゃって、僕がまた冬に伊王島へ行く際、泊まりに来ている人が多くなっちゃっても困るので、皆さん、冬の伊王島が穴場で最高だということは内緒でお願いします。お読みいただきありがとうございました。
アイラインナガサキ i +Land nagasaki
住所:長崎県長崎市伊王島町1丁目3277-7
電話: 095-898-2202
FAX: 095-898-2204
Web:HP / Facebook / Instagram
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