レードルについての問題を僕らはもう、解決へ向けて真剣に語り合うべきだ

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はじめに

今回の記事は問題提議。この記事で納得し、皆が動いて、世の中が変わってくれる事を願っています。

本文

先日、家族で久しぶりにバイキング形式での食事をする機会があり。コロナ対策により料理が徹底ガードされている為、取り分けにくいことを除けば通常のバイキング。和食、洋食、中華、どれも大変美味しく楽しい食事が出来ていました。

楽しく食事…そう、楽しんではいたのだけど…僕には“バイキングに来るたびに絶対に出会ってしまう天敵”がいて、会いたくはないものの避けることはできず、やっぱり会ってしまいました。

この日のファーストコンタクトは味噌汁。通常、味噌汁をよそる時ってお玉を使いません？しかしこの日の味噌汁にはお玉じゃなく天敵•レードルがいたのです。

レードル、わかりますでしょうか。お玉の片側が装りやすいように細くなっているアレです。

玉虎堂横口レードル 90㏄ 18-8ステンレス日本 BLC39090

玉虎堂製作所

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レードル。憎きレードル。僕がこれまでSNSで何度も言及してきたレードル。そう、最強の左利きキラー•レードルです。

コレ、右手に持ってよそる人にのみ恩恵がある形なんですよね。左利きが持つとただのお玉、レードルとしての特殊能力は無効化されるのです。

味噌汁をよそる時、僕は緊張しました。深呼吸し高鳴る鼓動を落ち着かせてから慎重に装りました。少し震えた。マジ震えた。結果、無事によそることができ、僕は1人で無駄にテンション上がってしまいました。

あまり嬉しかったので上がったテンションがなかなか下がらず、次の料理をとりに娘と席を立った時、憎きレードルの、僕のよそるテクニックに完敗したレードルのその姿を写真に残してやろうと思い娘にカメラマンを任せて撮影を。

「ホノカ、わかるかい？コレがね左利きにとって一番の敵なんだ。ユニバーサルデザインのかけらも無いヤツなんだ」
饒舌。最初は味噌汁だったので今回はコーンスープ、娘の前で誇らしげにポーズをとりに撮影。

撮影の後は2度目のレードルとの対戦。まぁでも味噌汁では楽勝だったし余裕余裕。では、よそります…という時に気づいてしまった。

「…!!(え、何コレ？味噌汁よりコーンスープの方が器がちっちゃいじゃん、こんなちっちゃいところにレードルの反対側で入れるのってかなりの無理ゲーじゃん、考えてみたらそもそも味噌汁はお玉でもいいんだよお椀が大きいし、でもコーンスープのこういうちっちゃい器こそレードルのレードルたる部分の真価を発揮すべき場面なんじゃん、コレどうするよ多分無理だぞ、だけどホノカ見てるしここは全集中の呼吸で乗り越えカッコいい父でいてやろうじゃないか、よしやるぞ、やってやるぞ、大丈夫、できるぞ僕はできる、集中集中集中、ヒーヒーフー、ヒーヒーフー)」

急に父親がマジな顔になったから息を呑むホノカ、全集中の呼吸とか言いながらガッチガチの状態の父、次の瞬間、手の甲にはコーンスープ。

「ああああ…!!あちぃ…!!」
ドン引きするホノカ、騒ぐ父。だせぇ。
「大丈夫ですか…？？」
「…大丈夫です(ニッコリ)」
心配する店員さん、全然大丈夫じゃない父。だせぇ。
ビニール手袋にコーンスープがしっかりと絡んで離れずほぼほぼ火傷状態。ちくしょう!!レードルめ!!ちくしょう!!

おわかりいただけたでしょうか。もうこのような悲劇を繰り返してはならないのです。調べてみると、左利き用レードルというものは実在しますが。