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メガネは必須アイテムだと心得ている


“モグさんもゆく”とは

僕がこれまで書いてきたブログです。A版(AmebaBlog)でスタートし書籍化、そのL版(LINEBLOG)、N版(note版)と渡り歩きいてきました。それらの一部は音声小説コンテンツWritoneにてエッセイてして残しておりましたが、mogumogumo.jp立ち上げと共にこちらのマガジンへ移設します。

 

 

N版

モグゆくL版 (2019.04 - 2019.11)
noteにて投稿のブログより

 

 

作品紹介

2019年、noteで始めたエッセイ。ちょうどこの頃、これまで書いたことのなかった小説や童話も書き始めていたので、それでまぁ、こんなエッセイになったわけです。

 


 

 


 

 

メガネは必須アイテムだと心得ている

 昨年12月、小説を書き始めた。物語を書く、という点においてはまだピチピチである。初々しい男である。

 執筆を始めてすぐ、友人知人に書き上げたばかりの物語を送りつけては「天才じゃね?ねえ、天才じゃね?」と言い続けた。天才と言われたわけではない、自分で天才と言い続けた。なんというか、つまり、面倒臭い男である。

 執筆を始めた僕は、文豪であるように振る舞う必要があった。少なくとも僕の中では、そう振る舞う必要がすごくあった。めちゃんこあった。そう、イタい男である。

 文豪であるのなら、メガネがなきゃだめだろう。しばらくして僕はメガネをゲットした。丸いメガネ、それっぽい、文豪っぽいやつをゲットした。これに関してはなかなか良いアクションだと自画自賛したい。メガネは必須アイテムだと心得ている。以降、僕は常々メガネをかけている。視力は良い方なので伊達だが、メガネをかけている。格好から入る男である。

 尊敬する尾崎豊先輩が“僕が僕であるために”勝ち続けなきゃいけなかったのならば、僕は“文豪が文豪であるために”(メガネを)掛け続けなきゃいけないのである。尚、“僕が僕であるために”を“文豪が文豪であるために”と替えて歌ってみると酷い字余り感になるので、人前で歌うことはオススメしない。一人、部屋で歌ってニヤつく男である。

 なんか話が脱線したが、とにかく僕は今日もメガネをかけている。「文豪メガネさん。」って呼んでいいよ。スマした感じでゆっく振り返って会釈するよ。ふふふ、会釈一つの動きにも文豪感を求める男である。

 

 

 

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