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鈴虫が鳴いている

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“モグさんもゆく”とは

僕がこれまで書いてきたブログです。A版(AmebaBlog)でスタートし書籍化、そのL版(LINEBLOG)、N版(note版)と渡り歩きいてきました。それらの一部は音声小説コンテンツWritoneにてエッセイてして残しておりましたが、mogumogumo.jp立ち上げと共にこちらのマガジンへ移設します。

 

 

A版

モグゆくA版 (2007.12 - 2010.12)
Ameba Blogにて投稿のブログより
本来の主役・愛犬れもんは音声化作品に登場せず
全12エピソード / 完結

 


 

 


 

ボイスブック

このエピソードはボイスアクター・ようじろうにて音声化されております。ぜひボイスブックを聴きながらエピソードをお聴きください。

★ボイスアクター:ようじろう

 

 

鈴虫が鳴いている

「田舎だ」と念を押されていた場所に来た。舗装されていない細い路地を歩いた。僕は懐かしく思った。

心の底から優しい人達に出会った。僕はやっぱり懐かしく思った。僕が失ったモノがあった。僕らが失ったモノがあった。風土も違うはずの土地で出会ったのは自分が住む町の昔の姿だった。

今、僕はその“田舎”の民家の一室で1人、布団に入っている。外では鈴虫が鳴いている。鳴き声の響きがとても心地良い。この感じだ。これも僕らが失ったモノだ。とても懐かしく思った。なんだか、また少し寂しくなった。

 

 

 

 

更にボイスブックを楽しむ

《鈴虫が鳴いている》は他のボイスアクターによっても音声化されています。ぜほ、それぞれのボイスアクターの魅力をお楽しみください。

★ボイスアクター:美音

 

 

編集後記

10年以上前、こんなふうに書いた土地で僕は今、楽しく暮らしています。しかし、言いたい。鈴虫は…まだいい。でもあんな虫こんな虫、時期によっていろんな虫が押し寄せてくる。田舎ってのは怖いところだぜ(苦笑)

 

 

 

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記事紹介

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