武雄市図書館へ
夏休み、ずっと行ってみたかった武雄市図書館へ行ってきました。
娘・ホノカ、息子・ミツナリ、そして僕の3人、佐賀市から車を走らせ念願の武雄市図書館です。念願…念願なのは僕だけなんですよ、ホノカもミツナリも妻も何年か前に行っているのです。行ったことないのは僕だけ。
ずっと行きたかったのですけどね。武雄市図書館のすぐ向かえにあるゆめタウン(それこそ武雄市図書館と共通の駐車場もあるゆめタウン)には行ったこともあるし、武雄市図書館から車で7分程度の距離にある佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんがにも何度か行ったこともあるし。あ、ゆめぎんが、超オススメです。しかし、そんなふうに何度も近くまでは足を運んでいるのにも拘らす行ったことのなかった武雄市図書館に、いよいよ。
武雄市図書館とは
図書館/蔦屋書店/Starbucks
2013年4月1日よりカルチュア・コンビニエンス・クラブ会社(CCC)が運営、本や雑貨の購入もできる蔦屋書店、館内の本を読みながらコーヒーを飲めるスターバックスを含む新しい公共施設として全国から注目される図書館。
武雄市図書館
住所:〒843-0022
佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304-1
時間:9時〜21時
定休:無休
電話:0954-20-0222
FAX:0954-20-0223
Mail:epochal@takeo-city-library.jp
HP:https://takeo.city-library.jp
蔦屋書店 武雄市図書館
電話:0954-20-0300
FAX:0954-20-0301
こども図書館
武雄市こども図書館も併設されていて、そちらには《九州パンケーキカフェ武雄市こども図書館店》も有り人気。
九州パンケーキカフェ 武雄市こども図書館店
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304番地1
電話:0954-23-0644
営業:平日11時〜18時(L.O.17時30分)
土日祝10時〜18時(L.O.17時30分)
定休:水曜
HP:https://www.epochal.city.takeo.lg.jp
はじめての武雄市図書館
さぁそして到着しました、初めての武雄市図書館。建物がとても美しい。とても近代的な美しさです。
近代的な美しさと背景の自然、この2つナチュラルな融合がとても心地良い。入館前から期待は高まること間違い無し。
入館するとまずコーヒーの香り。図書館なのにコーヒーの心地良い香り。スタバの香りであるし、スタバのある蔦屋書店の香り、つまり蔦屋の香り。(いややっぱり普通にスタバの香りか)
とにかく大変心地良い香りで、これは落ち着く。図書館に入ったのに蔦屋の雑貨系を眺めるのは不思議な感覚、そしてその先にはとても美しい図書館の本棚があるのも不思議な感覚。
図書館の本棚の配置の美しさ、本当に素晴らしいです。ぜひ皆さんにお見せしたいです。がしかし、写真は撮っておらず。これは図書館だから撮影はダメというのが当たり前とはいえ…僕は武雄市図書館のダメな所、問題点として館内撮影禁止を挙げたいですね。あんなに美しい館内ですもの、今の時代ならルールを設けるならば撮影禁止よりもシャッター音を鳴らさないことや他の利用者のプライバシーを守ること、そして書籍の著作権を守るルール設定にさえすれば、あとは来館者がきっとどんどん魅力を発信してくれるはずなのに。それだけでもっと来館が増えるだろうと僕は思います。ていうか、こんなにもインスタ映えな、映えスポットを撮影禁止にしていうのはもったいない。
というわけで館内画像は無いので今回僕らが読んだ本をご紹介。
まずは館内を歩いて本棚を眺めて、色々な本を手にとっては本棚横の椅子で読んでみたり。息子ミツナリはいつもの歴史・武士の本ではなく大人にとっても面白そうな本、《日本カンパニーキャラ&シンボル大全》をじっくり読んでました。
娘ホノカは《キレイのツボ(著者 柳本真弓)》を読みつつ手やら腕のツボを押してました。お年頃な小学生であります。
僕はといえば《黒板アート甲子園作品集 高校生たちの消えない想い》に夢中。個人的には静岡県立富士宮東高等学校 の“腹ペコ女子高校生図”がテーマも文字と絵のバランスも絶妙で気に入りました。読む機会がありましらぜひぜひ。
そしてもう一冊、《一日一氷(著者:原田泉)》。とにかくかき氷だらけの本、食べたくなっちゃう。ちなみに僕の心に突き刺さったのは和・カフェ蛍茶園(大分)の抹茶あずき、中村軒(京都)のいちご氷、梵くら(仙台)のラズベリーです。いやぁ…どれもいつか食べにいきたい。
テーブル席にて
随分と館内を物色してからはスタバでドリンクを注文、キャラメルフラペチーノとバニラフラペチーノの子どもたちと僕はアイスのカフェ アメリカーノを。エスプレッソにいきたいところですが、今回はゆっくり本を読むのがメインなのでアメリカーノをチョイス。テーブル席に座ってゆったりコーヒーを飲みながら本を読むのは良いですね、とってもリラックスできる読書タイムです。
ちなみにアメリカーノを飲みながら読んだのは《ももこのまんねん日記2011(著者:さくらももこ)》。
さくらももこ作品はほとんど読了していると思うのですが、このシリーズはまだ読んだことがなかったので今回読めて良かったです。シリーズなので残りも近日読みたいと思います。
そしてたっぷりと楽しんだ後は蔦屋書店にて娘ホノカが雑誌を、息子ミツナリが《ゆるゆる外来生物図鑑》を購入して帰りました。ミツナリ少年、最近は家の横の用水路にて小エビや小魚を獲っては「こっちが特定外来生物」とか解説してくれるので、この本は更に彼の学びになることでしょう。多分、父はその学びの成果を永遠と聞かされることになる。
以上で、(僕だけ)はじめての武雄市図書館レポは終わりです。大変気に入ってしまったので佐賀市からはちょっと距離がありますがこれから時々足を運んではゆったり充実した時間を過ごしたいと思います。皆さんも機会がありましたら、ぜひぜひどうぞ。
本の貸出
従来の図書利用カード発行の他、Tカードへの図書貸出機能の付与を行なっています。宅配返却サービスも行なっているため貸出申込の際にカウンターで専用の送り状と袋を受け取ればポスト投函で返却可能(宅配返却サービスは有料/料金はHPにてご確認を)。
Tカードでの貸出と宅配返却サービス、それはつまり…来館さえできれば武雄市民だけでなく全国どのに在住でも借りることができちゃう!
おまけ
駐車場にてアメリカーノのカップを持ちながら図書館を背景に撮ってみたのですが、この場合ピントはどちらに合わせればいいのでしょう。左がアメリカーノ、右が図書館にピントを合わせた写真となっておりますご査収ください。
余談
記事執筆にあたりTSUTAYAと蔦屋、表記の違いが気になったのでちょっと調べてみたのですが、なるほどなるほど。ライフスタイル書店(本を販売だけではなく、カフェや雑貨店が書店内に存在し寛ぎながら本や雑貨などを選ぶ滞在型書店)が軸なのが蔦屋書店で、CDやDVDなどのレンタルが主軸なのがTSUTAYAだとのこと。またひとつ賢くなりましたね。