釣りへの憧れ
小学4年生の息子ミツナリは釣りが大好きな少年でありまして。3年生の頃から釣りへの興味、憧れを持ち始めていたのですが、なにせ父が釣りに疎くて。それに佐賀に移住して6年目、生まれ育った静岡のように釣りスポットを知っているわけではないので。というか佐賀県の佐賀市なので、唐津や伊万里の方には綺麗な海があっても佐賀市側の海は干潟、泥なんですよ、だから「じゃぁ釣りに連れていってあげるよ」とは簡単に言う事が出来ず。
なので今年3月と7月、静岡帰省の際にジッチャンに連れて行ってもらった海釣りはとても楽しかったようです。
3月の静岡 / 7月の静岡
夏休み
そうそう夏休みの静岡では川遊びでもシュノーケルで魚を追って。釣りはもちろん好きだけど、タモでも手掴みでも、とにかく水辺で何かを捕まえる事に情熱を燃やしております。なので先日、ジィジとバァバに連れられて熊本の親戚の家に泊まりに行った際にももちろん、川辺を攻めたらしく、亀と蟹をゲットしていました。亀、でかい。
少年の日常
そんな少年は日頃、家で何をしているのかというと。梅雨明けくらいずっとガサガサをする日々です。わかりますか、ガサガサ。タモで水辺をガサガサってやるからガサガサ。少年がそう言ってました。
YouTubeで色々観て学んでいるようです。ガサガサはおそらくホモサピというチャンネルで覚えたんじゃないかなぁ。ホモサピ、川やドブなどで捕まえた生物をガンガン食べちゃう…父はおそろしくて観ていられないのですか少年には面白いようです。(ホモサピのチャンネルはこちらをクリック)
梅雨明けくらいにタモをゲットした少年は、我が家の敷地に隣接した用水路(1mぐらいの幅の簡単な水路)をガサガサしては小魚や小エビを捕まえて、その中から「コレ、特定外来生物」と言って処分をしたりしています。用水路の環境を守る男です。父は「エビ捕れるの?ちょっと捕ってよ」と軽い気持ちで声をかけ、「わかった」と返事をしてから数秒後に数匹ゲットしてる少年に少し引きました。どれが外来生物なのかの説明もなんだか頭に入ってこなくて、いつもちゃんと覚えられません。
そしてガサガサを日々繰り返す少年は更に。7月の静岡でジッチャンに買ってもらった釣り竿で用水路を攻め始めました。これは用水路で釣りをするYouTubeを見て親子で決めた目標なのですが、年内には用水路にて大きな魚を釣りたいと思います。YouTubeでは用水路で釣れていたし、それに以前大雨で実家の所有する畑(農家さんに貸出/我が家に隣接)が水没した時、池となった畑で3匹ほどかなり大きな魚が泳いでいたので、絶対に用水路にいるはずなのです。
というわけで用水路での釣りはこれから試行錯誤して進めていきたいと思います。最近は親子で釣具屋にも行くようになって色々覚えつつあるので(主に少年がね)、年内大物捕獲計画、じっくりしっかりやっていきたいと思います。皆さん、ぜひぜひ応援よろしくお願いいたします。
想定外
という記事を本日アップする予定で準備を進めていたのですが。昨日ミツナリ少年が用水路にて大物を釣りあげました。
測ったわけではないですがおそらく40cmのコイ?(農家さんはコイと言ってたし、少年もコイと言っている、父はよくわからない)
ちょうど僕は娘ホノカのバレーのお迎えに行っていたのですが、帰ってくると、遠目でわかるほど異様な“戦いの後”感、そしてドヤ顔というか、ここまで放てるのかという凄まじいドヤオーラ。人はここまでドヤ感を出せるものなのか。
慌てて車を降り、そしてそこにいるのが大物の魚だとわかった時、僕は「おい、マジか」というドデカい声での一言だけを残して立ち尽くし、少年はしばらくドヤオーラを放ち続けたまま声を出さず真っ直ぐこちらを見つめていました。そしてしばらくしてやっと呟いた一言が「…竿、折れるかと思った」でした。
年内に大物を釣る、その目標は想定以上に早く、想定以上の“大物釣り”で叶いましたが。少年の用水路を攻める日々は更に楽しくなっていきそうです。僕も一緒に楽しんでいきたいと思います。いや、その前に、僕はどれが特定外来生物なのかというようなあたりからじっくり学んでいこうと思います。ミツナリ先生、よろしくお願いいたします。
記事紹介
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