2021年のクリスマスは長崎・伊王島で過ごす事に。数日前に急遽決まった為、“伊王島へ行く”という事しか決めずに長崎入り。フェリーの時間までどこかに寄ってみようと、スマホで調べ日本二十六聖人記念館を知ったのは電車で長崎入りしてしばらく街を適当に歩いてから。さすがにもう少し下調べはしておくべきだったと思いますが、まぁでも次の旅でも結局そんな感じでしょう。なので今回も反省するそぶりだけ見せておきます。
無計画の街散策から急遽スマホナビで日本聖人記念館へ。駅から真っ直ぐ向かうとかなりわかりやすい道なのですが(帰り道「こんな簡単なルートで来れたのか」と驚いた)、ナビセット時にいた場所からだと路地を通っていく、路地というか長崎らしくずっと階段を通っていく道に「長崎来たね」とテンションが上がりました。あと、心拍数もかなり上昇。キツい。
目的地に到着、まずは記念聖堂へ。こちらが日本二十六聖人記念館記念聖堂聖フィリップ教会。聖の字が多い。記念聖堂、迫力がすごい。
中に入ると、クリスマスだった為、こんな飾り付けが。
我が家はキリスト教ではないけれど、子ども達がキリスト教の保育園に通っていたので、飾りつけを見ながら「あの時はホノカ(姉)が天使、ミツナリ(弟)が羊の役だったよね」と話してホッコリした気分に。
それから階段を登って、聖堂へ。神聖な気持ちになりますね。
記念聖堂を出たらお隣の記念館へと向かいます。記念碑がとても大きい。記念聖堂と並ぶと本当に壮大。
26人の殉教者の記念碑。この記念館はその昔、豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された場所。日本でキリスト教の信仰を理由に最高権力者の指令によって初めて行われた処刑の場所。そう、この記念館は弾圧の歴史を伝えるためにも大変重要な場所なのです。
記念館は入館料が500円(記事投稿時点の情報です)。この金額は正直、館内を観たら「安すぎ」という感想。歴史的な資料を沢山観ることができ、なおかつ記念館にも神聖な雰囲気がありソレを体感することができる、行くべき価値・観るべき価値のある場所でした。ちなみに我が家の小学小学3年生のミツナリ少年は歴史マニアのため終始、親とは別行動で夢中になり観て回っていました。
記念聖堂でもそうでしたが、記念館もステンドグラスが美しかった。歴史に全く興味を持てない人でもステンドグラスだけできっと満足できるんじゃないかな、と思うほど素敵。
日本二十六聖人記念館。急遽の訪れとなりましたが、本当に訪れてよかったです。皆さんも長崎行かれた際にはどうぞぜひ足を運んでみてください。
日本二十六聖人記念館
営業時間:午前9時〜午後5時
住所:〒850-0051 長崎市西坂町7番8号
TEL:095-822-6000
FAX:095-823-5326
Web:HP / Facebook
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