今回は「お金に困っている人はだいたい馬鹿になっています」という記事タイトルでお金に困っている人はだいたい馬鹿になっているんだよという記事内容を書きたいと思うのですが、もうすでに書く予定の言葉を書いてしまったので、それではこれで記事を終わりにしましょう。お読みいただきありがとうございました。
ただそれだと「ブログじゃなくTwitterで呟きなよ」となってしまうのでもう少し。これはですね、僕が体感して学んだ持論なんです。
僕は20歳からずっと自営業で今月40歳。マジかもう20年なのか。書きながら自分で驚いてしまった。2002年に静岡で整体院を出し、最初の1年は少しだけバイトもして。それから2011年に東日本大震災の後、常連である御年配の患者さん達が一斉に予約キャンセル(前月にニュージーランドで地震があり「次は日本です絶対気をつけた方がいい」と騒ぎすぎた整体師)、しばらく来院しない展開につなぎでバイトを兼業1年半。静岡の小さな整体院でもあの震災はかなり影響が出ました。同月、静岡でも地震があり「次は静岡か」と思う静岡人は多かったはず。整体一本の期間もまぁ自営業なので良い時もあれば悪い時もあり。
2013年からは整体と並行してイベント運営も開始。こちらは収益化にはかなり苦しみつつ運営。もちろん資金に困る時もあるわけで。困る時もあるというか、日々悩みつつなんとか必死のやり繰りで運営していって。
2017年、一家で佐賀に移住してからは半月静岡で自営業を、半月佐賀では働きに出る暮らしを。楽しい生活を送っていますが、もちろん良い時もあり悪い時もあり。
そんなふうに20年暮らして体感し、僕としては確信しているのですが、お金に困っている時の自分は、だいたい馬鹿になっています。キツい現状を乗り越えなきゃいけない時に解決策を見出せない、見出そうとしない、動きださない、動き出さなきゃいけないと思っても動き出しが遅い、動かない、他者に期待、来月はもっと収益が上がるといいなという甘い期待。そもそも、もはや頭を使えている状態ではないんです。
そういった体感からの確信を僕は大切にしています。良い時もあり悪い時もある、その悪い時、ものすごく悪い時に「今自分は馬鹿になっているぞ、頭を使えてないぞ」と確信している事を自分自身に何度も言い聞かせ、使えなくなっている頭を、体を無理矢理動かすのです。
そもそも自営業、自分1人でやっている仕事で危機を乗り越える判断能力も新しい発想もできなくなってる脳と動きだすことができなくなっている体では“終了”しか待っていないわけで。馬鹿になってる暇などないのです。
コロナ禍、今年2月に静岡の事務所を一度撤退。2月時点、現状を考えて意地よりも現実を優先しベストな判断を出来たと思います。そして「今月も静岡入り出来なかったから事務所維持費で赤字」というリスクは無くなったものの肝心の収入も自営業部分が大幅に減り佐賀での働きに出る仕事の給料だけ生活はギリギリ…いやギリギリアウトの状態。おそらく僕は馬鹿になっています。ただ実はそんな中でも今、数年ぶりの“完全自営業”への復帰へ向けて必死に模索しています。もう一度自分に言い聞かせるように言いますが、いつまでも馬鹿になっている暇はないのです。
というわけで僕は「お金に困っている人はだいたい馬鹿になっています」という持論のもと、しっかり現状を乗り越えていきたいです。
今、お金に困っている人、仕事がない人、生活がギリギリな人、貧乏な人。もしこの記事を読んで「あ、自分も多分馬鹿になっているんだろうな」と思った人がいましたら、ぜひお互い頑張って、良い方向へ進んでいきましょう。
おまけ
馬肉と鹿肉を。こういうリンクの貼り方がそもそも馬鹿。
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