“モグさんもゆく”とは
僕がこれまで書いてきたブログです。A版(AmebaBlog)でスタートし書籍化、そのL版(LINEBLOG)、N版(note版)と渡り歩きいてきました。それらの一部は音声小説コンテンツWritoneにてエッセイてして残しておりましたが、mogumogumo.jp立ち上げと共にこちらのマガジンへ移設します。
N版
モグゆくL版 (2019.04 - 2019.11)
noteにて投稿のブログより
作品紹介
2019年執筆。この文章でわかるのは、いかに“考えもせず思いついたまま記事にしてはいけない”ということです。
こんな物語はどうだろうか
いきなりだけど、こんな物語はどうだろうか。
昨日思いついた、こんな物語はどうだろうか。
阿井右栄雄(あい うえお)と加木公希子(かき くけこ)の恋の物語。
右栄雄は高2の夏休み、母方の祖母・砂司巣瀬楚(さしす せそ)の住む田舎・五十音町(ごじゅうおんまち)へ、親友・多知伝手斗(たち つてと)と共に訪れる。右栄雄が来ると聞きつけ集まったのは、瀬楚宅の隣に住む公希子とその友人・成丹縫音乃(なに ぬねの)。
「久しぶりだね右栄雄!」
「よぉ公希子、縫音乃。」
公希子も縫音乃も、右栄雄が小さな頃から五十音町に訪れる度に遊んでいた幼馴染だ。だが初対面の伝手斗は縫音乃に出会った瞬間、恋に落ちた。
右栄雄・伝手斗・公希子・縫音乃、2人が川に山にと、楽しそうに満喫する姿を快く思わなかったのは公希子と縫音乃のクラスメイト播日符舳穂(はひふ へほ)だ。
舳穂の陰湿な嫌がらせから公希子を守る中で右栄雄は自分の中にある感情に気付いてしまった。
「俺…アイツの事、好きなのかも…」
公希子もまた、テレビに映るアイドル・間見夢芽萌(まみ むめも)に興奮する右栄雄の姿に嫉妬した自分に気付く。
「私…アイツの事、好きなのかも…」
急速に近づいた2組の恋模様。そんな中、右栄雄は思い出したのだ、占い師・弥結世(やゆよ)の言葉を。
「ヌシはこの夏、恋に落ちるだろう。しかしすぐに恋のライバルが現れる。デル・ピエロっぽい感じの、とにかくサッカーが上手いライバルが訪れるだろう。」
弥結世の言葉を思い出した翌日、突如現れたのはイタリアから来たサッカー少年ラリ・ルレロ。ラリは公希子に一目惚れをした。ついでにラリは縫音乃にも一目惚れ。「オー公希子!オー縫音乃!ドッチデモイイカラ結婚シテクダサイ!」
占い通りに恋のライバルが出現し、焦る右栄雄と伝手斗。彼らの恋の行方は———。あ、それと言い忘れたけど瀬楚の愛犬はワヲン。
みたいな物語はどうだろうか。いや、ダメだよね、ダメだダメだゴメン。昨日暑さにやられ、ボーっとしてたら、こんな物語が浮かんできてしまっただけなんだ。大変申し訳なかった、この話は忘れておくれ。まだもう少し暑い日が続きそうだけど、どうか皆さん、お身体をお大事にどうぞ。
記事紹介
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