
もはや用水路シリーズ。
最近は親子する釣りをミツナリフィシングクラブと名乗ろうかと考えております。ミツナリフィシングクラブ、MFCですね、MFC。
用水路での釣りはミツナリ少年がコイを釣ったところから本格的にスタートした感じですが、あの時にはルアーでコイを釣ったんですよね。
ちなみに、釣りを知っている人ならばルアーと書いても通じますが読者さんのは「ルアーって何?」と思う方も多いわけです。しかしご安心ください、この記事を書いている僕がそもそも釣りに関し無知で、ミツナリ少年が得な知識を日々教わっているので、ルアーという単語もこの夏にやっと覚えました。
ルアーってのはこういうのです。
あと、こちらがワーム。
ルアーもワームも水の中で本当に泳いでいるかのように動くのですよ。コレ、なんか釣り素人としはとっても感心した事です。
ちなみにミツナリ少年はバス釣りの雑紙を買ったり図書館で本を借りてきたりネットで調べまくっているので短期間に随分と色々覚えているよう、ホント日々僕に覚えた事を語ってきますが、基本右から左に聞き流す癖がついてる父は申し訳ない、ルアーとアームぐらいしか知識として吸収できていないです。それでも父の方が長く生きているのでフロッグをフラッグと言い間違える少年に「それだと旗になっちゃうぞ」と毎回ツッコミつつ教えてあげる事はしています。
こちらフロッグ
家のまわりの用水路はかなり濁っているので水中は見えず魚影は確認できないのですが。近隣探索を続けた結果、水深が浅いのでバッチリ目視できるポイントを見つけました。尚、こちらのポイントも自宅からの徒歩圏です。
目視できるからなのか浅すぎるからなのか、このポイントではコイがかなり警戒心を持っていて僕らの動き次第ではすぐに逃げるしルアーもワームもスルーされてしまい。なので釣りが趣味な方の「そもそもパンで普通に釣れるよ」というアドバイスに従い食パンで釣る方法を導入しましました。
警戒されぬよう、静かにそっと狙いのコイの近くにパンを落とすと…なんて事でしょう、簡単に釣れました。60cmオーバーのコイ。


近隣で釣り上げたらタモに入れてとりあえず家に運ぶ、それが僕らのスタイルです。ハリを取るのも玄関前でやります。その後は家と隣接している幅1m程度の用水路にリリース。毎回、家の用水路でリリースすることで“家のすぐ横が大物たちの住処”になってくれる事を期待しているのですが…どうでしょう?
60cmオーバーのコイはさすがにタモが重さでしなっていました。ホントかなり重かった。家まで歩いている間、ミツナリ少年はしきり「ロクマルだ、ロクマル」と言っておりました。どうやらソレも専門用語らしいです。
メジャーが無いのでiPhoneの計測アプリで測ってみましたが…計測位置が微妙に全長では無い件。まぁでも60cmオーバーなのは間違いなさそうなのでヨシとしましょう。
パンで釣るという選択肢を覚えた僕らは味をしめて翌日もパンで釣る事にしたのですが、この日、最近増えつつある問題にガッツリぶつかってしまいました。
浅瀬での警戒心マックスなコイのパン釣りでは慎重に静かに遂行したい僕ら親子、しかし…平日の釣りは小学生から帰ってきてからなんですよね。下校時刻に近所で、という事はそう…
「ミツナリ君、何やってるの?」
「お、何してる?」
「魚いるの?」
「何が釣れるの?」
「そっかミツナリ君は釣りが趣味だったのか」
「いやぁミツナリ君の趣味が釣りだったなんて知らなかったよ」
「クラスのみんなはミツナリ君の趣味が釣りだって知っているのかなぁ」
お友達が通りかかっては声をかけられ、興味津々で質問攻め。ていうか1人、“釣りが趣味なのね”という点を異様に食いついてきた彼はいったいなんだったんだろう。結局その日は“釣りが趣味なのね”の少年への対応で釣りは終わりました。
そう、どうしても釣りをしている時に邪魔が入るんですよね。あまりに邪魔が入りすぎるので釣りが捗らない。最近では同級生だけでなく上級生も下級生も、自転車で通りかかった少年でさえもミツナリの釣りに興味を持ち、自転車を降りてずっと隣に居続けたり。平日、下校後の釣りは準備と片付け、ポイントまでの徒歩移動を含めて1時間もやらない短期決戦スタイルの僕らなので邪魔が入るのは釣果に大きく影響しちゃうんです。この問題はどうしても最近増えてしまっていますが、そもそも徒歩3分程度のエリア、顔見知りが多いエリアでの釣りなので、それも含めて楽しんでいかなければ、ですよね。
以上、最近の釣果報告、そして問題報告でした。用水路で魚釣る少年の日々はまだ続く。今後もお楽しみに。
記事紹介
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