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人生の一番騒がしい時

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随分と人生が騒がしい。僕にとって今、2023年が生涯で一番騒がしい時。一番忙しく一番余裕なく一番辛くて一番キツい。2023年が一番でなきゃ困る、ごめんなさいコレ以上は受け止める力は無いや。だから2023年が一番大変な時なのだと信じて。

2023年4月22日の夜、福岡のビジネスホテルにて、やっとの思いで書き始めた記事も結局冒頭で止まってしまい、そのまま今日まで手もつけられず。でも今日はもう書きあげてしまおうと思う。上手くまとめられなくてもいいよね、とりあえず記事にする事、それが僕にとっては大事なんだ。

 

2002年二十歳で整体院をオープンし2013年からはイベント運営も行なって。それを21年続けた自営業。人生の半分を自営業で過ごしてきたのだけど、実は3月6日で自営業を全て終了させた。決めたのは自分、でも残念に思う気持ちはもちろんある。21年の重み、決断するのはやっぱりキツかった。

3月13日から東京の企業の唯一の九州社員としての勤務が始まった。ずっと自営業だったからね、41歳にして初めての就職。これまでの自分の経験値を活かせるのがわかりきっている就職ではあったけれど、それでも組織の中で働くという未知の体験は大きなプレッシャーとなった。

 


 

 


 

21年続けた自営業の終了、40代にして初めての就職、人生の大きな出来事のわずかな間に僕は離婚届を出した。結婚生活13年で終わりを迎えて、僕は就職した企業の東京研修から戻ったあと家を出て今はその近くのアパートで一人暮らしをしている。

2022年は大変だった、でもそれも終わり2023年は良い方へ行く気がする。そんなふうな希望を持ち今年を迎えたのだけど、新年早々それら全てが急激な勢いで動き始めて。僕はただその中で溺れ死なないようにもがきながらも流されてただけ。もう今では2022年の何が大変だったのかよく思い出せない、2023年が大変すぎて忘れちゃったみたい。人は忘れる生き物なんだね納得。

東京研修初日、会社を出てホテルへの帰り道。仕事の充実感とか感じたけれどこの心の動きを家族に話す事ができないんだと思ったら涙が出てきた。この記事を書き始めた4月22日、色々追い込まれすぎてた僕、かなりハードな出張勤務のあと、ひとりでやよい軒のしまほっけ定食を食べていて気づいたら泣いていた。なかなかいないよ?ほっけ食べながら泣く人。自分でもビックリしたもの。人は忘れる生き物とか書いたけど、あの日のしまほっけ定食は生涯忘れない。サラダつけて豪華にしたんだから。あと、おかわりも2回したし。

 


 

 


 

子どもたちとは週に1〜2回会えている。子どもと会えない日にはなかなか眠りにつけなくて苦労している。子どもが泊まりに来た夜は小学生と中学生より早く寝落ちする父親がいる。

全ての作業で無駄に時間がかかってしまい、生活の効率がおそろしく悪い。そんな中でも生活を楽しくするよう、出来ないなりに料理を少し覚えていこうと頑張っている。

仕事でも酷く効率が悪い。ここまで自分の能力を活かせていないのも悲しくなる。でも、そんな今であっても、入社半年で圧倒的な成果は出しておく予定。半年で成果を出したら、もうねウェルカムだよ、ヘッドハンティング。

追い込まれすぎて、自称日本一のオーディオブックマニアが4月なんて1ヶ月間で8時間しか聴いていなかった。でも最近、やっと少しだけオーディオブックを楽しめる気持ちになってきた。ここ1週間プライムビデオにて今年初めて映画もまた楽しく観ることができたし、ギターもいつの日振りかにじっくり弾けた。久しぶりに大好きな珈琲豆を焙煎した。少しずつ少しずつ、でも大丈夫、僕は進んでいる。

 

人生が騒がしすぎる。一番忙しく一番余裕なく一番辛くて一番キツい、生涯で1番、忙しい時、生涯で一番騒がしい時。いろんな物事が落ち着いて受け止めてられるまでにはまだ時間がかかるけれど、それでも今をどう乗り越えるかでこれからの人生も大きくかわってしまうと思う。

乗り越えた先のことなんて今の僕は考えられないけれど、それでも1日1日、騒がさの中で1つ1つ進んでいかなきゃなと思っている。

 

 

 

記事紹介

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