“モグさんもゆく”とは
僕がこれまで書いてきたブログです。A版(AmebaBlog)でスタートし書籍化、そのL版(LINEBLOG)、N版(note版)と渡り歩きいてきました。それらの一部は音声小説コンテンツWritoneにてエッセイてして残しておりましたが、mogumogumo.jp立ち上げと共にこちらのマガジンへ移設します。
L版
モグゆくL版 (2016.11 - 2017.12)
LINEBLOGにて投稿のブログより
全19エピソード / 完結
作品紹介
2017年に執筆。この時には、通っているものの、その楽しさが何もわかってなかった。5年経った今は別人ですよ。昨年から通ってるジムで楽しさを見出して、完全に別人ですよ。みんな!筋トレしようぜ!(違う、そういう感じの記事じゃないので、最後までぜひ読んでください)
ボイスブック
このエピソードはボイスアクター・はったいこにて音声化されております。ぜひボイスブックを聴きながらエピソードをお聴きください。
★ボイスアクター:ようじろう
そういうイメージなのね
半年くらい前から週3ペースでスポーツジムに通っているのだけど。
昨日、トレーニング帰りにジムから駐輪場へと歩いていたら、同じく帰宅しようとしてた女性スタッフに挨拶がてら声をかけてもらい駐輪場で少し雑談。その時、スタッフさんから聞いた話が、だいたい以下の通り。
「モグさん、いつも黙々と集中してトレーニングしてますよね。スタッフ達でもいつも話しているんですよ、モグさんは一番本格的だからトレーニング中に声をかけちゃダメって。」
そんなふうに話して最後には
「え、なんかキャラ違う、こんなに喋るんですね。」
うすうす感づいていたけれど、そんなふうなイメージで見られていたのか。そのイメージ間違っているからね。訂正しなければ。
その1 黙々と集中してトレーニング
いや、だってさ、スタッフさん誰も声かけてくれないじゃん。もっと構ってほしいって。黙々と言うか、ただ黙って話しかけられるの待ってるし。それに集中…うん、集中…何かトレーニングと別の事を考えている姿が逆に集中してるかのように見えてるんだと思うよ。あと、そもそも僕、ジムトレーニング好きじゃないし。
その2 本格的にトレーニング
本格的にとか言われても…こんな重いもの持ちあげる意味よくわからないし、何が楽しいのかホントわからないよ。そんな事よりボールを追いかけたいの(バスケ)。そんな事より三角絞めしたいしスピニングチョークしたいの(総合格闘技)。
その3 キャラ違うじゃないですか
待てって。イケメンならまだしも。僕みたいのがクール気取ってどうするのさ。それじゃ、ただのイタい男じゃないか。
ちなみに、喋るからね。無駄に喋るからね。意味もない事、無駄に喋り続けるからね。ていうか、無駄に喋り続けている本当の姿も結局イタい男じゃないか、涙出てきた。
「みんなに言っておいてね、僕、話しかけてほしいオーラ、バリバリ出してるから!構って!寂しい!」
そう言って、スタッフさんとお別れをした。なんか僕、馬鹿みたいだった。
勝手に作られていたイメージを訂正してきたが、訂正してきてよかったのかは微妙なところ。だがしかし、いいのだ。これが通常のワタシです。ホントのワタシ、デビュー。
次のトレーニングからスタッフさんにはどんなふうな目で見られのだろう?楽しみです。