はじめに
このコラムはこれまでボイスブックコンテンツWritoneにて公開されている《ライトーンモグコラム》のエピソードです。文章作品ではなく、あくまでも音声作品として書いたものですので、文章はオマケ程度でボイスブックをお楽しみいただけたら嬉しいです。
ボイスブック
ボイスアクター:ようじろう
届けてこそ
文章を書く事も、朗読をする事も。歌う事や楽器の演奏をする事も。絵を描く事だって、何かを作る事だって、全て同じ。表現する者なら皆同じ。自分が表現すべきものがそこに形となった時、それを誰かに届けてこそ、さらなる成長ができると思うんだ。例えば形になったソレがまだ未熟なものであってもね。
人に届けるというのは、簡単な事ではないかもしれない。嫌な顔されないかな、否定的な言葉を言われたらどうしよう。不安は尽きない。だけど、その不安さえも成長の糧にして、進んでいかなきゃね。
僕も最近は、友人知人に「Writone聴いて」ってお願いしている。「まずはライトーンモグコラム聴いて」って。そしたらこの前、ライトーンモグコラムを聴いた感想がこんな感じだった。
「いろんな人がいるんですね…私にはよくわかりませんが…。」
ドン引きだった。絵に描いたようなドン引きだった。僕、少しだけ目からなんか溢れた。でも僕、負けなかったよ。
「アクターさんがすんごいイイ声でアホみたいな事言ってるからいけないんだ。社会の窓だウンコだ言ってるからいけないんだ。すべてあのアクターさんのせいだ」
という事にして。人のせいにして僕は今日も生きています。
どうやら僕はどれだけ人に届けても、成長しないようです、ごめんなさい。みんなはダメだった時に、人のせいにしないように。
でもまぁ…今回の場合はあんな素敵な声でアホみたいな事言ってるあのアクターさんが悪いんだな、うんうん納得。
さらに楽しむ
《届けてこそ》はまだまだ色々なボイスアクターによって音声化されております。ぜひぜひそれぞれのアクターの個性をお楽しみください。
ボイスアクター:佐野義徳
ボイスアクター:ふわり
さらにさらにWritoneコンテンツ内には他のアクターによって音声化された作品が聴けます。ぜひぜひコンテンツへ遊びに来てください(^^)
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