あめ玉をひとつ
日々の暮らしの中で頬張るあめ玉みたいに、染み渡るような音楽を。これは僕の好きな曲を紹介するコーナー。
今回のあめ玉
裸電球 / 太陽族
《あめ玉をひとつ》10回目。
34歳の誕生日、妻にプレゼントの希望を聞かれてオーダーしたのがこの曲“裸電球”。それでプレゼントしてもらったのがミニアルバム《34》。すごい偶然で強く印象に残ってる。
ミニアルバム《34》は太陽族のメンバーが34歳の時に作られたようで、きっと当時の僕にピッタリな作品だったんだと思う。いや、あれから何年も経って40代になった自分にもまだまだ変わらずピッタリ響くな。
夜がきたのか じゃあ朝が近いんだな
冬がきたのか じゃあ春が近いんだな
全てやめたくなったか そりゃ戦ってる証拠だ
そのそばにいるよって音を ならしていこう
未だ試行錯誤の日々でなかなか大変だけど、そうだね、戦っている証拠だ。“裸電球”はもがきながら頑張る人の肩をそっと叩いてくれるような曲なんだと思う。僕もまだまだ、もがき、頑張っていきたい。
バックナンバー
03 Summer/久石譲 ■ 04 道程/タテタカコ
05 ひまわり/葉加瀬太郎 ■ 06 花束/中村マサトシ
08 Hard Times Come Again No More/SHANTI
09 少年よ、君は強くなる/長渕剛 ■
10 裸電球/太陽族
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