あめ玉をひとつ
日々の暮らしの中で頬張るあめ玉みたいに、染み渡るような音楽を。これは僕の好きな曲を紹介するコーナー。
今回のあめ玉
Take Cover / Mr.Big
《あめ玉をひとつ》11回目。
一貫して長渕剛が好きな青春時代を送ったのですけど(笑)しかし同時にブルーハーツやハイロウズが好きだったし、洋楽ではMr.BigやVan Halen、エリック・クラプトンなどが好きで聴いていて。なので影響を受けた海外のギタリスト、好きな海外のギタリストはポール・ギルバートです。(しかし真島昌利の影響により愛用していたのはポールギルバート的なアイバニーズではなくギブソンスレポール)
2002年2月5日、解散ツアーラストの東京国際フォーラムを観に行ったけども、その時のギタリストはポール・ギルバート脱退後に加入したリッチー・コッツェン。決してリッチー・コッツェンが好きではないわけではないが、あの頃の僕はポールギルバートが好きすぎた。
同じくポールギルバートに影響を受けたギタリスト仲間の友人と終始「1曲だけでもポールが登場してくれるんじゃないか」と期待していしまい、結局それが無かったことに酷く落胆したのは懐かしい思い出。あの時はライブの後半、期待しすぎていつ演奏中にアンプから顔だけだすんじゃないかとずっとアンプばかり見てしまったしね。そして更にいきすぎてアンプの裏からギターを弾きながら登場して「パープルヘイズ!」と叫ぶ妄想をしたりね(なんであの時の僕らがジミ・ヘンドリックスのモノマネという妄想にいき着いたのか未だに謎)。でもまぁ、それも含めて良い思い出。
そしてこの“Take Cover”。Mr.Bigの中でこの曲が一番好きというわけではなのけど(ていうかどれが一番か選べないなぁ)、この曲なんかボーカルのエリック・マーティン、ギターのポール・ギルバート、ベースのビリー・シーン、ドラムのパット・トーピー、メンバー全員の魅力がスマートな形で全部詰まっていると思うんだよね。うん、何度聴いてもかっこいいなぁ。めちゃ好き。
2018年にはドラムのパット・トーピーが亡くなられてしまったけど、他のメンバーは未だカッコよく活動されている(Facebookでフォローしているのでその活動をよく見れて嬉しいかぎり)。青春時代に憧れた彼らにはいつまでも元気にカッコいいロックスターでいてほしいなと願っています。
バックナンバー
03 Summer/久石譲 ■ 04 道程/タテタカコ
05 ひまわり/葉加瀬太郎 ■ 06 花束/中村マサトシ
08 Hard Times Come Again No More/SHANTI
09 少年よ、君は強くなる/長渕剛 ■
10 裸電球/太陽族
11 Take Cover / Mr.Big ■